『会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方』を要約・書評レビューします。

株の知識

【書評・要約】会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方

『会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方』っていう本がamazonで売れてるみたい。どんな内容なんだろう?

こんにちは、2016年から株式投資を続けているサラリーマン個人投資家の有馬です。今回は『会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方』の要約を共有します。

私個人の解釈も加えました。他のどの書評ブログよりも分かりやすく本書の内容がまとめられているはず。

この記事を読むメリット

  • 『会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方』の内容が3分で分かる

この記事は誰におすすめか?

  • 株式投資を始めたい人
  • 株を買う基準が曖昧な人
  • 株式投資を始めてから1年未満の人

ではいきましょう。

 

【書評・要約】会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方

10倍株を探す4つのポイント

この本では、「10倍株を探すポイントは4つ」と断言しています。

10倍株を探す4つのポイント

  • 成長性を示す「増収率」が高い
  • 稼ぐ力を示す「営業利益率」が高い
  • オーナー経営者で筆頭株主
  • 上場5年以内

この4つの条件で銘柄をスクリーニングしていけば、10倍株が見つかるとのこと。詳しく見ていきましょう。

 

ポイント①:成長性を示す「増収率」が高い

『会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方』を要約・書評レビューします。

成長とは売上高の伸び、つまり「増収率」であり、その数字が20%以上のものが急成長していると考えている。

引用元:渡部 清二(2018)『会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方』(66ページ)

ここで言われている「20%」とは前年度の売上高の20%以上です。スクリーニングする際は、「前年度売上高比率=20%以上」で検索しましょう。

ポイント①の要点

前年度売上高比率が20%以上である

 

ポイント②:稼ぐ力を示す「営業利益率」が高い

『会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方』を要約・書評レビューします。

稼ぐ力を示す「営業利益率」にも着目してほしい。残念ながら四季報にはその数字が記載されていないので、「営業利益率(%)=営業利益÷売上高×100」で計算する。(一部省略)。一般的には10%以上あれば「稼ぐ力」のある優良企業と判断してよい。

引用元:渡部 清二(2018)『会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方』(74-75ページ)

ポイント②の要点

営業利益率が10%以上である

 

 

ポイント③:オーナー経営者で筆頭株主

『会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方』を要約・書評レビューします。

 10倍株探しのポイントとして、私がチェックしている3つ目のポイントは経営体制で、オーナー社長のオーナー企業であるということだ。

 その見分け方は四季報の【役員】の欄にある社長もしくは会長の名前が【株主】欄の上位株主にあることである。(一部省略)。オーナーの持株会社名でもよいだろう。

引用元:渡部 清二(2018)『会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方』(80ページ)

どちらがより真剣に会社のことを考えていると思いますか?

  • 雇われ経営者
  • オーナー経営者

答えは2の「オーナー経営者」。オーナー経営者は自ら起業して上場までさせています。その分、会社への思い入れが強いのが特徴です。

ポイント③の要点

会社への思い入れが強いオーナー経営者が筆頭株主である

 

ポイント④:上場5年以内

『会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方』を要約・書評レビューします。

 「上場5年以内」の若い企業が10倍株の候補になる。

引用元:渡部 清二(2018)『会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方』(83ページ)

どちらが”伸びしろ”があると思いますか?

  • 入社1年目の新入社員
  • 入社10年目の中堅社員

答えは1の「入社1年目の新入社員」。若い社員の方が成長が見込めます。企業も同じです。

ポイント④の要点

”伸びしろ”のある上場5年以内の若い企業である

 

まとめ

以上、まとめです。

10倍株・100倍株を探す4つのポイント

  • 「増収率」が高い = 売上高変化率が年20%以上
  • 「営業利益率」が高い = 営業利益率が10%以上
  • 会社への思い入れが強いオーナー経営者が筆頭株主
  • ”伸びしろ”のある上場5年以内の若い企業

この4つのポイントは10倍株を探すとき以外にも適用できます。私が銘柄をスクリーニングするときは、ポイントの1~3も判断基準に含めています。

今回は以上です。

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