
こんにちは、サラリーマン個人投資家の有馬です。今回は配当金生活を送るためにはいくら必要なのかについて解説します。
結論から言うと、配当利回り3%で5000万円の株を買えば毎月10万円の配当金をもらえます。
この記事を読むメリット
- 毎月もらえる配当金を計算する方法が分かる
- 配当金を毎月10万円もらうのに必要な金額が分かる
- 配当金と購入株価の一覧表が見られる
- 配当金生活を目指す3つのポイントが分かる
ではいきましょう。
【配当金生活】毎月10万円をもらう為にはいくら必要なのか?
配当金を計算する方法
配当金は下記の式で計算できます。
購入株価 × 配当利回り[%] × 税引き率[%] = 配当金(月) × 12
税引き率:79.685%(100% - 所得税率15.315% - 住民税率5%)
一般的に「配当金」とは「1回の配当でもらえるお金」のこと。
本記事では毎月の配当金を「配当金(月)」と書きました。
配当金は年に何回もらえるのか?
配当金がもらえるのは年に1回(期末配当金)か2回(中間配当金と期末配当金)です。これは企業ごとに違います。
今回の記事では、年に1回だけ配当金がもらえると仮定しました。
配当利回り[%]とは何か
配当利回りとは購入した株価に対する配当金の割合のこと。
200万円の株を購入して6万円の配当金がもらえた場合、配当利回りは3%です。
( 6 ÷ 200 ✕100 = 3 )
ちなみに、日経平均株価に採用されている225銘柄の配当利回り平均は約2%。(2020年10月時点)。
毎月10万円の配当金をもらうには5000万円が必要
毎月10万円の配当金(月)をもらう為に必要な購入株価は5000万円です。
使用した数値
- 配当利回り → 0.03
- 税引き率 → 0.8
- 配当金 → 100,000
計算式に上記↑の数値を代入すれば配当金が計算できます。
5000万円 × 0.03 × 0.8 = 10万円 × 12
( 購入株価 × 配当利回り[%] × 税引き率[%] = 配当金(月) × 12)
購入株価と配当金の一覧まとめ
購入株価と配当金(月)を一覧にまとめました。
配当利回り[%] | ||||||
1% | 2% | 3% | 4% | 5% | ||
配当金 [円/月] |
1万円 | 1500万円 | 750万円 | 500万円 | 375万円 | 300万円 |
5万円 | 7500万円 | 3750万円 | 2500万円 | 1875万円 | 1500万円 | |
7万円 | 1億500万円 | 5250万円 | 3500万円 | 2625万円 | 2100万円 | |
10万円 | 1億5000万円 | 7500万円 | 5000万円 | 3750万円 | 3000万円 | |
20万円 | 3億円 | 1億5000万円 | 1億円 | 7500万円 | 6000万円 |
配当利回り3%で5000万円分の株を買えば、毎月10万円の配当金がもらえます。
配当金生活を目指すときの3つのポイント
売買益と配当金の2軸で銘柄を選ぶ
株を売買したときの利益(キャピタルゲイン)と配当金(インカムゲイン)のどちらも狙える銘柄を選びましょう。理由は配当利回りは増減するからです。
「このぐらいまで株価が上がったら売るけど、そこまで上がらなかったら配当金を当てにして保有しよう」と思えるかどうか考えてみてください。
ココがポイント
売買益と配当金の両方が期待できる銘柄を選ぶ
過去の配当利回りを確認する
過去の配当利回りを確認しましょう。過去の配当利回りが安定している銘柄を選んでください。
理由は配当利回りが一時的に高くなっているかもしれないからです。
継続して例年通りの配当利回りを出せている企業に投資しましょう。
ココがポイント
過去の配当利回りが激しく増減していない銘柄を選ぶ
配当利回りは1つの指標と考える
配当利回り(配当金)はPERやROEのような指標のひとつです。
「配当利回りが高い」という根拠だけで銘柄を選んではいけません。チャートも含め、総合的に銘柄を選択しましょう。
ココがポイント
ファンダメンタルとテクニカルを総合的に見て銘柄を選ぶ
まとめ
以上、まとめておきましょう。
今回のまとめ
- 配当利回り3%で5000万円の株を買えば毎月10万円の配当金がもらえる
- 配当利回りと売買益を考慮して銘柄を選ぶ
今回は以上です。
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