
実際のところ、一般NISAを使っている人とつみたてNISAを使っている人ってどれぐらいいるんだろう。とりあえず人気がある方を使っておきたいな。
こんにちは、2016年から国内株式を買い続けているサラリーマン個人投資家の有馬アヤトです。今回は一般NISAとつみたてNISAのどちらが良いのかについて解説します。
結論から言うと一般NISAではじめるのがオススメです。当ブログでは『一般NISA→新NISA→つみたてNISA』の順番でプランを切り替えてNISAを利用することを推奨しています。
実際に私もこの方法でNISAを利用しています。本記事を参考に、まずは一般NISAからはじめてみてはいかがでしょうか。
この記事を読むメリット
- 一般NISAとつみたてNISAのどちらでNISAを始めればよいのかが分かる
- NISAの非課税枠を最大限まで利用する方法が分かる
- 一般NISAとつみたてNISAの口座数が分かる
ではいきましょう。
一般NISAとつみたてNISAどちらがオススメ?
NISAをはじめたい人は一般NISAがオススメです。理由は3つ。
一般NISAがオススメな3つの理由
- 非課税枠を最大まで利用できる
- 時間的なリスク分散になる
- つみたてNISAよりも一般NISAの方が多数派
詳しく見ていきましょう。
一般NISAがオススメな3つの理由
理由①:非課税枠を最大まで利用できる
非課税枠(最大) | |
一般NISA | 1530万 |
つみたてNISA | 800万 |
『一般NISA→新NISA→つみたてNISA』の順番でプランを切り替えれば、NISAの非課税枠を最大まで利用することができます。
2021年に一般NISAを始めて、『一般NISA→新NISA→つみたてNISA』の順番でプランを切り替えて運用すると非課税枠は1530万円です。
2021年につみたてNISAを始めて、20年後の2040年まで運用すると40万円×20年=800万円の非課税枠が利用できます。
ココがポイント
一般NISAからはじめることで、より多くの非課税枠が利用できる
詳しく知りたい方は下記の記事を読んでみてください。非課税枠を最大まで利用する方法を紹介しています。
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【非課税枠の最大化】一般NISAからつみたてNISAに切り替える
続きを見る
理由②:時間的なリスク分散になる
2021年に一般NISAを始めて『一般NISA→新NISA→つみたてNISA』の順番でプランを切り替えて利用した場合、つみたてNISAだけを利用するよりも2年だけ長く投資することができます。
2021年に一般NISAを始めて『一般NISA→新NISA→つみたてNISA』の順番でプランを切り替えると、運用年数は2021年~2042年までの22年間。
2021年につみたてNISAを始めると運用年数は2021年~2040年までの20年間です。
ココがポイント
一般NISAからはじめることで、NISAの非課税枠を長く利用できる
理由③:つみたてNISAよりも一般NISAの方が多数派
一般NISAの方がつみたてNISAよりも口座数が多いです。NISAが始まった2014年からの口座数の推移をグラフにしてみました。その差は圧倒的です。
買付額についても一般NISAの方がつみたてNISAよりも多くなっていることが分かります。買付額の推移もグラフにしてみました。
ただし、一般NISAの方がつみたてNISAよりも開始日が早いので正確な比較はできません。あくまで目安としましょう。
- 2014年1月:一般NISAが開始
- 2018年1月:つみたてNISAが開始
最新のデータは 金融庁のHP で公開されているので、参考にしてみてください。
ココがポイント
一般NISAの方がつみたてNISAよりも人気がある
まとめ
以上、まとめておきましょう。
今回のまとめ
- NISAを始めるなら一般NISAがオススメ
- 一般NISAからはじめることで、より多くの非課税枠が利用できる
- 一般NISAからはじめることで、NISAの非課税枠を長く利用できる
- 一般NISAの方がつみたてNISAよりも人気がある
一般的に「コツコツ20年間じっくり投資したい人はつみたてNISAが向いている」と言われていますが間違いです。『一般NISA→新NISA→つみたてNISA』の順番で利用すれば、20年以上の長期投資が可能になります。
今回は以上です。