こんにちは、サラリーマン個人投資家の有馬です。今回は株主優待のもらい方について解説します。
ANAホールディングスを例に挙げて説明しました。ただし、他のどの銘柄でも同じやり方で株主優待がもらえます。
この記事を読むメリット
- どうすれば株主優待がもらえるのか分かる
- 株主優待をもらうのにいくら必要か分かる
ではいきましょう。
【株主優待の始め方】何株買えばANAの株主優待がもらえるのか?
株主優待をもらう方法
権利付き最終日に必要な株数だけ株を持っていれば株主優待がもらえます。
株主優待をもらうための2つの条件
- 条件①:権利付き最終日に株を持っていること
- 条件②:必要な株数だけ株を持っていること
権利付き最終日は権利確定日の2営業日前です。
権利確定日と必要な株数は企業ごとに違うので企業のホームページ、またはYahoo!ファイナンスで確認してください。
ANAの株主優待をもらう方法
ここからは、ANAホールディングス(銘柄コード:9202)を例にして、株主優待をもらう方法を解説します。
条件①:権利付き最終日に株を持っていること
Googleにて「ヤフーファイナンス ANA」で検索して、いちばん上に表示された「ANAホールディングス(株)【9202】」をクリック。
「株主優待」をクリック。
ANAホールディングスの権利確定日は3月末日と9月末日であることが分かりました。
ここからは、3月末日の権利確定日を例にして説明します。(権利確定日が9月末日でも同じです)
2021年の3月末日は3月31日(水)なので、権利確定日は3月29日(月)です。
- 2021年3月29日(月):権利付き最終日(2営業日前)
- 2021年3月30日(火):権利落ち日 (1営業日前)
- 2021年3月31日(水):権利確定日
権利確定日から休日・祝日を除いた2日前(:2営業日前)の2021年3月29日(月)が権利付き最終日となります。
よって、権利付き最終日である2021年3月29日(月)にANAホールディングスの株を持っていれば株主優待をもらう条件①が満たされます。
ココがポイント
株主優待をもらう条件①:権利確定日から休日・祝日を除いた2日前に株を持っていること
株主優待だけを目当てにして、権利落ち日に売り逃げしようとする人が多いため、権利付き最終日の直前は株価が割高になります。
ココに注意
権利付き最終日よりも1カ月以上前に株を買っておくこと
条件②:必要な株数だけ株を持っていること
必要な株数はYahoo!ファイナンスの「株主優待」に記載されています。
「国内線片道1区間株主優待割引運賃」を1枚もらうのに必要な株数は100株です。
株主優待をもらうのにいくら必要なのか?
株主優待をもらうのに必要な金額は、その時の1株あたりの株価と条件②の株数を掛けた金額になります。
1株あたりの株価 × 条件②の株数 = 必要な金額
2020年7月10日の時点では、「国内線片道1区間株主優待割引運賃」を1枚分もらうのに必要な金額は23万4750円です。
2347.5[円] × 100 = 234750[円]
(1株あたりの株価 × 条件②の株数 = 必要な金額)
Yahoo!ファイナンスの「株主優待」のページをさらにスクロールしていくと必要な金額の一覧が表示されています。こちらを参考にしてもOKです。
株主優待はいつ貰えるのか?
権利確定日から約2~3か月後に郵送されます。ANAに限らず、おおよそ2~3カ月です。
まとめ
以上、まとめておきましょう。
下記の2つの条件を満たしていれば株主優待がもらえます。
株主優待をもらう2つの条件
- 条件①:権利確定日から休日・祝日を除いた2日前までに株を買う
- 条件②:必要な株数だけ株を持っていること
今回は以上です。